オープンカー4人乗りで新車で購入できる車種 最新2020年10月(5)→アストンマーティン他

オープンカー4人乗りで新車で購入できる車種の第5弾です。

新車で購入することのできる全体のリストはこちらになります。

どれも高級車ですが、ファミリー用途として使えるのか、調べていきます。

オープンカー4人乗りで新車で購入できる車種→アストンマーティン他

⑭Astonmartin DB11 Volante ⑮Bentley Continental GT ⑯Ferrari Portofino M⑰Rolls-Royce Dawn

アストンマーティンはイギリスのスポーツカーメーカーです。
1913年からですので歴史もあります。
イギリスの車のメーカーというと、MINIやロールスロイス、ジャガー、ベントレーなど、今では資本が変わってしまったり別モノになってしまったりしているメーカーも多いです。
アストンマーティンも苦戦はしているようですが、イギリスのメーカーとして残っています。

ベントレーも、もともとはイギリスのメーカーです。
ところが現時点では、ドイツのフォルクスワーゲンが親会社になっています。
1931年にはロールスロイスに買収されていますので、結構早い時期に独立資本ではなくなっていたようです。

フェラーリは、スポーツカーの代表のようなイタリアのメーカーですね。
デザインと速さに徹底的にこだわって作られた車、という感じでしょうか。
伝統を大切にしているメーカーにも感じます。

ロールスロイスも1906年から続くイギリスのメーカーでした。
ただ、今ではBMWの傘下というか、2003年からBMWが経営する新しいメーカーです。
本来のロールスロイスの工場等はフォルクスワーゲンの所有という状態で、90年代後半の買収劇にはひと悶着があったようです。
ここでは、大型の高級車メーカー、という位置づけで良いかなと思います。

アストンマーティン DB11 ヴォランテ/Astonmartin DB11 Volante

特徴

最高速度300km/h、出力503馬力です。
排気量は3982ccのツインターボです。メルセデスAMGのエンジンをアストンマーティンがチューニングしたものです。
時速50キロ以下で幌の開け閉めができ、開けるのに14秒、閉めるのに16秒とのことで、結構短めの時間で開け閉めができます。

車重は1870kgとのことですので、結構軽いです。
パワーウエイトレシオは1870kg÷503PS=3.7kg/PS

速いですね。2トン弱の重さは感じさせないと思います。
全長も4750mmと、やや大きいというくらいです。

トランク

容量は206リットルです。
大きいとは言えないですが、これくらいにならざる得ないようにも思います。
クーペは270リットルですから、幌の格納分減りますね。

燃費など

WLTP-Mで11.9リットル/100kmなので、逆に割ると8.4km/リットルです。
燃費はそんなに良くないです。

ほぼ、2人乗りですね。
全高も1300mmと低めですし。
後部座席はDB9より天井高が広くなったとはいえ、大人が座るのは無理ではないかと思います。

ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル/BENTLEY CONTINENTAL GT CONVERTIBLE

 

とにかくカッコイイですね。
デザインというのは人の好みによるものではありますが。

12気筒エンジンで、5950cc、635PS
最高速度は333km/hと相当なものです。
車重は2450kgですのでかなりの重量です。
プラットフォームはポルシェのパナメーラです。

パワーウエイトレシオは2450kg/635PS=5.4kg/PSです。
運転しても軽くは感じないはずです。
全長は4880mmですので結構大型ですね。
ホイールベースも2850mmです。

その分、後部座席も比較的広いです。これならファミリー用途にも使えそうです。
ドリンクホルダーも後部座席の真ん中を開けると2つあります。

50km/h以下で幌の開閉が19秒で可能です。

トランク

235リットルです。
デザインの関係もあるので、この大きさなのかなと思います。
大きい方ではあります。

燃費など

カタログスペックで見つからなかったのですが、4リッターモデルで、9.2km/リットルのようです。
そうすると、これは6リッターですからもっと悪いはずです。
いくら12気筒のうち、半分休止する機能がついていても、
カタログ値7km/リットル位で、実測4~5km/リットルではないでしょうか。

価格は2941万円~です。

フェラーリ ポルトフィーノM/Ferrari Portofino M

特徴

カリフォルニアTの後継車種です。
屋根はハードトップです。
フェラーリでは珍しく、FR(フロントエンジン、リヤ駆動)です。

後部座席は、PRビデオの中で「お子様二人用」とありましたので、仕方ないですね。
子どもが小さい間は乗せることができるということになります。

日常的に使用できるサイズということです。
全幅1938mm、全長4594mm
確かに幅はありますが全長は短いです。

車重は1664kgしかありません。
出力は620PS(CV)、3855cc
パワーウエイトレシオは1664kg÷620PS=2.7kg/PS

パワーウエイトレシオはすごいものです。
最高速度は320km/h

今回紹介しなかったポルシェの上位のモデルだと、同じくらいの勝負ができそうです。

トランク

292リットルあり、ゴルフバッグも積めます。
このクラスの車にしてはかなり大きいトランクと言えます。

燃費など

資料が見つからず、わかりませんでした。
4リッターターボで車重が1.6tとかなり軽いのですが、JC08などであれば8km/リットルくらいになるのかもしれません。
街乗りであれば、リッター5kmくらいかと予想します。

カリフォルニアの時から、街乗りでも使えるようにということですが、子供が大きい場合のファミリー用途は難しそうに思います。
子どもが小さい間は、後部座席にということであれば、トランクも十分ありますから使えます。

価格は2737万円からです。

ロールスロイス ドーン/Rolls-Royce Dawn

特徴

ドーン(Dawn)というのは夜明けを意味するそうです。

扉の開き方が独特です。

とにかくデカいです。
全長は5285mm、ホイールベースは3112mm
車重も重く、2560kgです。
6591ccで571PS

パワーウエイトレシオは、2560kg÷571PS=4.5kg/PS
この車重では結構、良い数値です。

後部座席も十分の広さがあります。
ファミリー用途でも問題ありません。

トランク

244リットルです。幌を閉めると295リットルになります。
図体が大きくても大体、どの車も同じくらいですね。
十分な大きさといえます。

燃費

Extra urban(郊外)で、10リットル/100kmなので、10km/リットルになります。
思ったよりは良いです。

新車の保証は4年間で、走行距離は無制限です。
他の欧州車より長いです。

価格は3975万円~です。

まとめ

ファミリーで使用できるオープンカーとしては、
ベントレーコンチネンタルGTと、ロールスロイス ドーンくらいかと思います。
子どもが小さいときにという前提ではほかの車種も入れることはできます。

見分け方としては、ホイールベースが、2.8m以上あるかどうか、全長が4.8m以上あるかどうかで、大体判断がつきます。

ここに載せた車たちもみな、燃費は気にしてはいけない車ばかりです。
排気量がデカいですから。

オープンカー4人乗りで新車で購入できる車種はこうやってみると本当に少ないと思います。

実際、日本の年間の市場規模自体、1万台程度と言われています。
それに対して、北米は15万台の年間生産台数、ヨーロッパは55万台だそうです。(参考:2014年9月 MoterFan)

日本のオープンカー市場が小さいということですが、気候や国民性などいろいろな要因はあると思います。

個人的にはもっとオープンカーの4人乗りが身近になると良いのではと思います。
こんなに楽しいものをなぜ買わないのだろう、と思います。

今回は新車で購入できる車種をご紹介しましたが、中古であれば国産車を買うのと同じくらいの価格で、もっと手軽にいろいろあります。
こちらの記事の後半の方に少し紹介しております。

また、車は所有しなくても、カーシェアリングという方法もあります。
必要に応じて、必要な車を使う、これがこれからの流れであることは間違いないです。

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