オープンカー4人乗りのデメリット→トランクのサイズと後部座席に注意

オープンカー4人乗りを家族用の車として5年以上乗っています。

家族用に使えるなんて思っていない人も多いと思いますので、実際のところはどうなのか、良い点、悪い点をお伝えしていきます。
全体的な記事はこちらになります。

今回は、デメリットについてです。

次のようなデメリットがあります。

後ろの席から乗り降りがしにくい

4ドアのオープンカーがあれば良いのですが、残念ながら基本的にほぼ手に入らないと思います。

そうすると2ドアになりますので、車の形もスポーツカーの形状になりやすいため、後ろの席が狭くなり、乗り降りするときには前の席を倒して乗り降りをする必要があります。

また、屋根を開けていれば後ろの席でもそれほど狭さを感じませんが、屋根を閉めていると後ろの席では天井が近いので狭く感じます。

高速道路で急に雨が降ってきたときに閉めることができない

車種によりますが、時速40キロ以下や50キロ以下にしないと屋根の開閉はできないようになっています。
一般道であれば、信号待ちなどの時に開閉すれば良いのですが、高速道路の場合はこれが難しいです。

そのため、高速道路の場合は、左に寄せてハザードをたきながら走って、閉めるようなことが必要です。
首都高速などのように車線数が少ない場合はそれも難しいので、以前、高速をいったん降りて閉めたことが一度だけあります。

慣れてくると、そろそろ雨が降りそうかどうかなどもわかりますので、雨が降りそうな時には高速道路にのる前に屋根を閉めるようにしています。

急に寒くなった時に、後ろの席は影響を受けるので毛布を積んでおく

前の座席であれば、エアコンやシートヒーターなどついているので困ることはないのですが、後ろの席は前の座席ほどそういった設備がないので、後ろの席用に毛布を積んでいます。

山などで急に寒くなることがあります。寒ければ閉めれば良いというところもありますが、それでも外の景色を楽しむために毛布で温度調節をできるようにしておくと良いです。

外車が基本なので維持費が国産車より高い

一部、国産車でもオープンカー4人乗りは出ていますが、かなり少ないです。そのため、普通に選ぼうとすると、外車になると思います。
国産車に比べると外車の方が維持費は高くなりがちです。

高くなる維持費というのは、車の修理費や消耗品の交換費用などです。

車種にもよると思いますが、外車は国産車より基本的に故障する頻度が高いこともあります。

私は外車に15年間乗ってきました。BMWやベンツ、ポルシェなどを乗ってきた感じでは、年数が特に経ってしまわない限りは良く壊れたという印象はありません。新車登録から8年以上になってきたりするとあちこち交換しなければならない感じはします。
その点の修理費は国産車より高いと思います。

ざっくりですが、1.5倍くらいはかかっているのではないかなという印象があります。

ただ、修理するショップを選ぶことや、ユーザー車検にするなど極力、壊れたら修理するというスタイルであればかなり維持費は下げられます。
修理するショップを選ぶというのは、基本的にカーディーラーには修理を出さないということです。

カーディーラーの場合は、予防であれもこれも直そうとします。エンジンオイルの漏れがあったので、カーディーラーにもっていったところ100万円の見積もりをもらったことがあります。さすがにそれはと思い、街のBMW専門店に持っていったら20万円くらいで修理はできました。ただ、それから3年後にまた20万円くらいの修理費がかかったりしましたので、実際半額くらいで修理はできたのかと思っています。

予防で直すと安心して乗ることはできますが、車にそこまでお金をかけたくない場合は、警告灯がついたときや、異音がしたときなどに直すというスタイルであれば、維持費はかなり抑えることができます。

維持費についてですが、カーディーラーでメンテナンスをしている国産車と、街の専門店で見てもらう外車であれば、それほど変わらないのではないでしょうか。

トランクが小さくなる(特にハードトップ)

オープンカーの場合、屋根の格納はトランクに行います。
ソフトトップ(幌)の屋根であれば比較的トランクの大きさは確保してくれるのですが、ハードトップ(金属の屋根)の場合は、トランクは相当小さくなります。
そのため、私はハードトップは全くオススメしません。

ソフトトップでも格納するスペースが必要なことは変わりませんので、普通のオープンカーでない車よりはトランクが小さくなりますので、スーツケースがどれくらい入るかなど、購入前には試乗したりする必要があります。

目立つ

オープンカー自体が珍しいので、屋根を開けて走っていると注目されやすいです。
信号待ちなどで屋根の開け閉めを行ったりすると特に注目されます。

目立ちたい人であればそれはメリットかもしれませんが、そこまで目立ちたくない場合はそれはデメリットになります。

屋根を閉めると後ろの視界は狭い

屋根を閉めると後ろの窓の大きさはクーペに比べると狭いと思います。
そのため、後ろが見づらくなるということはあります。
開けていると死角が殆どなくなる反面、閉めたときの死角が大きいというのは残念です。
ただ、慣れの部分もあると思いますので、私はそれほど気になりません。

2ドアは扉が長いので狭い駐車場で注意が必要

2ドアの車は、4ドアの車に比べると扉が大きいです。そのため、狭い駐車場の場合、乗り降りに注意が必要です。
開けたときに、4ドアよりもスペースが必要です。

まとめ

オープンカーというメリットは大きいものの、どうしても2ドアということでのデメリットは出てきます。

車で乗るときにいつも二人ならばなんの問題もないですが、三人以上であれば後ろの席の乗り降りが面倒かもしれません。
ただ、これも慣れる部分もあると思います。

良く、壊れやすいのでは、とか、幌が切れてくる、と言いますが、ウチはこれだけの年数を乗っていてもオープンカーの屋根にまつわる故障というのは特にないので、特に書きませんでした。

ただ、屋根が布である以上、金属よりも劣化がしやすいかもしれませんが、ウチは地下の駐車場なので傷みにくいのかもしれません。

オープンカーかどうかにかかわらず、野ざらしの駐車場よりも、地下駐車場の方が車は一般的に傷みにくいとは思います。

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