オープンカー4人乗りで広い車種→基本、後部座席は狭いので男二人女二人が上限

オープンカー4人乗りを選ぶとき、どうしても気になるのが室内の広さです。
屋根を開ければ文句なしの広さですが、雨も降りますから閉めて走るときもあります。

どの車種で、どのような形で座れば快適なのか、ということもお話していきます。

また、室内の高さなども含めて数値の載っている車を中心に調べました。
車種は少ないですので、一つの参考にと思います。
(ボディ寸法はどれも載っているのですが、室内寸法がなかなか見つかりませんでした)

オープンカー4人乗りで広い車種→基本、後部座席は狭いので男二人女二人が上限

前席については十分の広さがあるのですが、後部座席は狭いです。

その理由はもともとのベースが2ドアクーペであることが多いのが理由です。
そのため、長距離移動はきついと良く書かれます。

私もオープンカー4人乗りを3人家族で数百キロ走る旅行などにも使っています。
男性が前なのか、女性が後ろなのかなど座席への座り方で長距離でも疲れない形が取れます。
このあたりもお話していきます。

結論から言いますと、前が男性、後ろが女性という形で座るとそれほど狭いということはない車種が多いです。

車の寸法比較

車種別寸法の比較 室内寸法[mm] ボディ寸法[mm]
車種 前席幅 後席幅 前席高さ 後席高さ 全長 全幅 全高
BMW 220i
カブリオレ
1435 985 890 4440 1775 1415
BMW 440i
カブリオレ
1465 1290 975 895 4640 1825 1385
ベンツC180
カブリオレ
1470 1300 1020 915 4700 1810 1410
ベンツE200
カブリオレ
1490 1310 1035 925 4845 1860 1430
ベンツS560
カブリオレ
1540 1350 960 955 5030 1910 1420
MINICOOPER
コンバーチブル
3835 1725 1415
シボレーカマロ
コンバーチブル
4785 1900 1350

実際、数値だけ見てもなかなか判断がつかないところがあると思います。(”後席”は後部座席を省略しました)

前席はどの車もそれほどサイズは変わらないと思います。
そのため目安としましては、前席に対してどうなっているか、というところを見ていただければと思います。

後部座席は、BMW、ベンツともに前席よりも座席から天井までの高さが10cmほど低くなっていることが確認できます。
また、席の幅も15cmほど短くなっています。

席の幅については、2席で15cmですので1席あたり約7.5cmくらい短くなっていることになります。
また、表には載せておりませんが、前席のシートの奥行よりも、後ろの席のシートの奥行は5cm~10cmくらい短くなります。

後部座席が広い車→全長5mクラス

ロールスロイスのカブリオレのドーンや、ベントレーコンチネンタルGTのカブリオレなどは後部座席はそれなりに広いと思われますが、資料が見つかりませんでした。
ここに載せた中では、ベンツのS560が少し近いというところでしょうか。

ざっくり言えることは、BMW8シリーズや、ベンツのS560のカブリオレなどもそうですが、全長が5mを超えるものは後部座席も足が全然入らないということはないですし、天井の高さもあります。

ただ、全長が長くてもボンネットにとられてしまっている車種もあります。
BMW6シリーズのカブリオレは全長は5mに近いのですが、後部座席はそこまで広くないです。

狭いならどうやって使うのか

前席に比べて後部座席はやはり狭いということが確認できました。
では、どのような使い方があるのか、お伝えいたします。

基本的に、男性が後部座席ですと狭く感じます。
ただ、前の席が子供だったり、女性だったりすれば座席を前に動かすことでそれほど狭さは感じません。
足のスペースを確保できるようになるからです。

男性二人、女性二人までなら大丈夫

男性二人が前席であれば狭いことはないですし、女性二人が前席であれば、座席を少し前に出せますので、後部座席に男性二人でも座れると思います。
(ただし、天井は低いですので、身長が180cm以上ある人などは厳しいと思います。170cm程度であればなんとか、です。)
男性4人でオープンカーは屋根を開けているときは良いですが、屋根を閉めた状態で長距離はなかなか厳しいと思います。

ウチは5年以上オープンカーで使っていますが、もっぱら妻と娘が後ろの席に座っています。
助手席が開いているので、座席を前に動かすことで長距離の旅行でも妻も気にならないようです。妻の身長は160cm程度です。

どこが狭いかと言えば、後部座席の足元です。

前席であれば気になりませんが、後部座席の足がどの程度入れられるのかをメインで使う場合は確認した方が良いです。

ファミリー用途で使えるパターンとしては以下の形が予想されます。

前席 夫婦 後部座席 子供二人(男の子、女の子)
(妻の運転する後ろ側に子供の男の子が座るようにし、夫の後ろに女の子が座るようにします)

前席 夫 子供(男) 後部座席 妻 子供(女)

前席 妻 子供(男) 後部座席 夫 子供(女)
(妻の運転する後ろ側に夫が座るようにし、子供の女の子の後ろに男の子が座るようにします)

前席 妻 子供(女) 後部座席 夫 子供(男)

例えばですが、このような形で座り方を決めておくと座席を有効活用ができます。
子どもが二人とも男の子だったりするとファミリー用途で1台で使うのは中学生までかもしれません。

まとめ

一応、男性、女性とわけましたが、基本的に体の大きさによります。
そのため、男性女性と完全にわけられるわけではありません。

基本、男性、女性のペアを、前後で座るようにすれば割と使える座り方になると思います。

わかりやすいので、体が大きいのが男性、体が小柄なのが女性という前提で文章を作成しました。

 

最新情報をチェックしよう!